【FXの基本】ロスカットについて覚えておきたい3つのこと

ぐびギョーザ
本日はぐびギョーザのブログを見ていただきありがとうございます。

今回は、FXの基本について語っていきますね。

FXを勉強して初めてのエントリーをしたものの、相場が思った方向に向かっていないのに損切ができず、あれよあれよという間にマイナスがかさみ、気づくと勝手にエントリーが決済されていた・・・初心者あるあるですよね。

預けていた資金に対して、FX会社の許容する範囲を超えて含み損が発生してしまったときに起こる強制終了、これをロスカットといいます。

ここでは、強制終了に遭わないためにどうしたらよいか、ロスカットについて覚えておきたい3つのことを学んでいこうと思います。

このブログでわかること

・ロスカットとは?

・どうなったらロスカットになってしまうの?

・ロスカットを避けるにはどうしたらいいの?

FXについての勉強をしていくと、割と早いうちに目にする「ロスカット」という言葉。

連戦連勝でいけば問題ないのですが、勝ちもあれば負けもあるのがFXの世界

エントリーしているポジションが大きな含み損を抱えてしまったときに、はたして入金した資金に対してどのくらいマイナスを発生させてしまっているのかを常に考えて取引をしていかないと、強制ロスカットという憂き目に遭ってしまいます。

「じゃあ、どうしたらロスカットに遭わなくて済むの、ぐびギョーザさん?」

そんなあなたに、そもそもロスカットってどんなものなのか、ロスカットになってしまうラインの計算方法、ロスカットを回避するには、などこれからぐびギョーザが説明させていただきます。

それでは、いきますよ(^^♪

【FXの基本】ロスカットとは

まずは、ロスカットとは何かについてのおさらいです。

ロスカットとは、FX取引において一定の損失が発生した時にFX会社によって強制決済が行われる仕組みのことです。

ロスカットと聞くと、FX会社によって相場からの強制退場を命じられるというなぜか戦々恐々としたイメージをしてしまうのですが、じつは投資家の資金が大きなマイナスを被らないためにFX会社が取引をストップしてくれるという、大変ありがたい仕組みなのです。

もしロスカットという仕組みがないと、自分の予期せぬ方向に大きく相場が動いてしまったときに、気づいた時にはすでに預けた資金をすべて失ってしまった、またはそれ以上の赤字を背負ってしまうことにもなりかねません。

自分の預けた資金の範囲内でFXを楽しむことができる仕組み、それがロスカットなのです。

ちなみに、FXを始めてまだ間もない方ですと「損切り」と混同してしまう方がいるかもしれませんが、決定的に違うのはそこに自分の意志が入っているかどうかというところです。

ロスカットはある一定のラインになるとFX会社から強制決済をさせられますが、損切りは相場が自分の思い通りに動かなかった時に損を覚悟で自分の意志でエントリーを決済することをいいます。

自分の預けている証拠金をきちんと管理していくために損切りという行為は存在し、それができないとロスカットで強制決済させられてしまうのがFXの世界なのです。

どうなったらロスカットになってしまうのか

それでは、どうなったらロスカットになってしまうのでしょう。

FXの証拠金はロスカットに密接に関わっており、その時点の評価金額と証拠金の割合を表す証拠金維持率が基準となっています。

ここでは、「証拠金」「有効証拠金」「必要証拠金」「証拠金維持率」の4つの用語について順を追って説明します。

証拠金について

証拠金」とは、投資家がFXを行うためにFX会社に預け入れる資金のことで、取引を行うのに必要な担保のようなものです。

保証金とも呼ばれており、これがないとFX取引を始めることができません。

有効証拠金について

有効証拠金」とは、最初に預け入れた証拠金から、その後の取引を踏まえた「現在の残高」に現在持っているポジションの評価損益を加えた金額のことをいいます。

有効証拠金の計算式

有効証拠金 = 証拠金残高 ÷ 評価損益

有効証拠金をみると「自分があといくら取引に使用できるか」がわかります。

必要証拠金について

必要証拠金」とは取引を始めるのに最低限必要な資金のことをいいます。

為替レートや取引数量、レバレッジなどの要因によって変わります。

必要証拠金の計算式

必要証拠金 = 現在の為替レート × 取引数量 ÷ レバレッジ

例えば、現在の米ドル/円のレートが1ドル100円、取引数量が1,000通貨(10万円分の取引)、レバレッジ25倍で取引しようとします。

【計算式】 必要証拠金=100円×1,000通貨÷25倍=4,000円

1ドル100円の1,000通貨で10万円分の取引、レバレッジを25倍にしていることで実質25分の1の資金で取引ができることとなるので、必要証拠金は4,000円となりそれ以上の金額があれば1,000通貨で取引ができます。

ただし、必要証拠金とは、取引するために最低限必要な額というだけです。

もし25倍のレバレッジで取引し、予想とは逆に動いてしまった場合、レバレッジが低い場合と比べてロスカットになってしまう可能性が上がるので注意が必要です。

証拠金維持率について

証拠金維持率」とはポジション必要証拠金に対して占める総資産額の割合のことです。

証拠金維持率の計算式

証拠金維持率 = 純資産額 ÷ 必要証拠金 × 100%

保有ポジションが大きな含み損を抱え、証拠金維持率が一定の数字を下回るとロスカットが起こります。

証拠金維持率が高ければロスカットが発動しにくくなるため、この数字が大きければ大きいほど安全性も高いということになります。

ロスカットが発動される証拠金維持率はFX会社によって異なりますが、証拠金維持率が100%を割るとロスカットになる会社が多いようです。(FX会社のHPなどで調べておきましょう)

証拠金維持率が最低でも200%を切らないように、余裕を持った資金管理を行いましょう。

ロスカットの自動計算ツールがある

先ほど必要証拠金や証拠金維持率の計算式をお伝えしましたが、いざ計算してみるとなかなか面倒だと感じる方も多いかと思います。私も同じです(^^;)

FX会社の中にはロスカットの自動計算ツールを公開している会社があり、きちんと理屈を理解した上でそのような自動計算ツールを便利に利用していくのはとても有益だと思います。

私がよく使うのはヒロセ通商の計算ツールで、ポジションありなし時のロスカットまでの値幅やレバレッジの設定など簡単にロスカットの計算ができます。

ホームページからすぐに無料で利用できるのでぜひ使ってみてください。

ロスカットを避けるには

ロスカットが”悪”ではないことは理解できましたが、遭わなくて済むなら遭いたくないのが共通の気持ちだと思います(^^;)

ここからはロスカットを避けるにはどのような方法があるか一緒に見ていきましょう!

損切りを極める

自分から損失を確定させる「損切り」を極めることは、一番のロスカット回避の方法だと考えます。

ロスカットに遭ってしまった人の多くは、負けポジションの決済ができずにずるずると引っ張ってしまった人です。

FXを行う以上、未来から来た人以外誰しも負けることがあります。

自分が想像した未来と逆の現実が来てしまったときに、きちんと自分のルールに基づいてポジションを決済できるマインドを持つこと、それが極めるということです。

私のマイルールは、エントリーの際に利益と損失のポイントを決める方法。

ここまで動いたら利益確定、ここまで動いたら損切りということを最初に決めてポジションを持つことで、設定した値になれば勝手に決済が行われるため、ロスカットに遭う前に取引を終了させることができますし、常にFXのことを気にしている必要もなくなります。

損切りを極めて、ロスカットを回避していきましょう。

レバレッジを低くする

エントリーする際のレバレッジを低くすることも、ロスカット対策の1つです。

基本的に、レバレッジを大きくすればするほど証拠金維持率は下がり、ロスカットの危険性が高まります。

儲けが大きくなるからとレバレッジを大きくして取引すると、万が一相場が反対方向に動き出したときに、損失も大きくなってしまいます。

つまり、良くも悪くも触れ幅が大きくなるため、ロスカットの可能性も高まってしまうのです。

例えば、10万円に2倍のレバレッジをかけて20万円の取引をしていた場合、資産残高は10万円、必要証拠金は8000円(20万円×4%)です。このとき、証拠金維持率は1250%(10万円÷8000円×100 = 1250)。

ところが、10万円に10倍のレバレッジをかけて100万円の取引をしていた場合、資産残高は10万円、必要証拠金は4万円(100万円×4%)となり証拠金維持率は250%(10万円÷4万円×100 = 250)で、レバレッジ2倍の時と比べるとぐっとロスカットに近づいたことが分かります。

特に初心者にとってレバレッジを低く押さえることは重要なことで、大きな利益は得づらくなりますが、その分大きな損失を出してしまうリスクを押さえることができます。

「FX取引に慣れる」意味でも、ロスカットを気にせず何度も取引ができるため、十分な経験を積むことができるでしょう。

レバレッジを低くすれば必然的に値動きによるロスカットのリスクは下がるので、あなたの経験に合わせてレバレッジを押さえた取引をしていきましょう。

保有しているポジションを一部決済する

例えば、含み損のポジションをいくつか保有している場合は、一部のポジションを決済することでロスカットリスクを減らせます

しかし、相場にトレンドが発生している状況ではさらなるロスカットリスクが残ったままとなるため、できるだけ積極的な損切りを行い次の取引チャンスを伺うことが大切だと思います。

ロスカットについてのまとめ

最後に、ロスカットについてのまとめをします。

①ロスカットとは、FX取引において一定の損失が発生した時にFX会社によって強制決済が行われる仕組みのことで、投資家の資金が大きなマイナスを被らないためにFX会社が取引をストップしてくれるという、大変ありがたい仕組みのこと。

②保有ポジションが大きな含み損を抱え、証拠金維持率が一定の数字を下回るとロスカットが起こるため、余裕を持った資金管理が重要。

③ロスカットを避けるためには「損切りを極める」「レバレッジを低くする」「保有しているポジションを一部決済する」などの方法がある。

FXの世界では、高レバレッジ取引で夢のようなスピードで資金を増やすことが可能な反面、一獲千金を夢見て無謀な取引をした結果ロスカットを招き、預けた証拠金を根こそぎ失くしてしまうことも考えられます。

自分の力を過信せず、まずは低レバレッジでしっかりと実力をつけて、時間をかけて徐々に高レバレッジに耐えうるメンタルと資金管理術を身につけていくことが大切です。。

証拠金が少ないうちは、特に証拠金維持率に気を付けて相場からの強制退場であるロスカットに遭わないよう、十分に計算式もマスターしておきましょう。

副業情報メルマガ『未来へのフライパン』

ぐびギョーザは、頑張るあなたを応援するメルマガをやってます。

その名も『未来へのフライパン』

素敵な未来を夢見るあなたのネット副業を後押しする、いつものブログではちょっと書けないマル秘情報などをこっそり読者に配信しています。

いつでも登録解除はできますので、お気軽にメルマガ登録してくださいね。

⇩⇩

『未来へのフライパン』をのぞいてみる

無料メール相談も受付中です(^^♪

悩めるあなたからの相談をお待ちしています。

宇都宮でギョーザの美味しいお店はどこか・・・ではなく(^_^;)

あくまでもネット副業に関する相談でお願いしまーす!

なんでもそうですが、1人で悩むより誰かに話してみることで解決することってたくさんあるので、「こんなこと」って思うことでも、まずは相談してみましょう。

わたくしぐびギョーザが、上手な調理法をお教えします。

⇩⇩

ぐびギョーザに相談してみようかなという方

 

本日もぐびギョーザの副業応援ブログを読んで下さいましてありがとうございました。

 

これからも、よろしくお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
ぐびギョーザ
毎日サラリーマンとして働きながら、夜の空いた時間で副業にチャレンジしている『ぐびギョーザ』です。勤めている会社に愚痴ばかり吐いていませんか?今の自分は「過去の自分の選択の結果」です。せめてこれからの自分の人生は『覚悟』をもって行動していきませんか。行動した人にしか成功は訪れませんから。