今回は、FXの基本「スワップポイント」について語っていきます。
・スワップポイントとは?
・スワップポイントはいつもらえるの?
・スワップポイントで注意することはコレ
普段FXの取引を頻繁におこなっている人でも、ドルや円などの通貨を交換して差益を狙う以外に、「スワップポイント」で利益を狙う方法があることを知らない人がいます。
日本は今、超低金利ですよね。
そんな円を、FXで金利の高い米ドルやユーロにすることで、ポジションを持っている間ずーっとその金利差をいただけるシステムがあるんです。
FXでは、為替差益の他にこの「スワップポイント」でも利益を出すことができます。
この記事では、知っているようで知らない「スワップポイント」について、まるっと説明してまいります。
それでは、いきますよ~(^^♪
【FXの基本】スワップポイント
【FXの基本】スワップポイントとは、FX取引で発生する通貨ペアの「金利差」のことです。
FXでは2か国の通貨を売買するため、必ず通貨Aと通貨Bの差額の金利が発生します。
例えば、日本のような超低金利の国の通貨を売って、トルコや南アフリカ、メキシコなどの金利水準が高い国の通貨を買うと、スワップポイントと呼ばれる収益がポジションを決済するまで毎日得られるのです。
ただ気をつけないと、受け取っていたものが支払いに転じたり、価格の大幅な移動でスワップポイントの利益以上にマイナスが出てしまったりすることがあるんですけどね。
これについては、この後にしっかりと説明いたします!
とにかく、金利差がプラスのままであれば継続的に利益を得ることが可能です。
スワップポイントの発生
スワップポイントの発生は、保有ポジションをロールオーバー(ポジションを翌日まで持ち越すこと)することで起こります。
スキャルピングやデイトレードのように、その日のうちに決済する場合は、スワップポイントがつきません。
FXでは、ニューヨーク市場が終了する時にロールオーバーがおこなわれ、メンテナンス時間明けにスワップポイントが精算されます。
スワップポイントが得られるタイミングは、夏時間と冬時間(日本ではあまり馴染みがありませんが)、FX会社によっても違いますが、おおむね日本時間で早朝6~7時頃です。
夏時間と冬時間についてのおさらい
FXには夏時間と冬時間があるので、ここでおさらいしておきましょう。
冬時間とは
米国における冬時間は「11月の第1日曜日午前2時~翌年3月の第2日曜日午前2時」です。
冬時間の間は、日本時間の午前6:50頃にロールオーバーが行われ、スワップポイントの精算が行われます。
その日のスワップポイントが欲しければ、この時間までにポジションを購入してロールオーバーしましょう。
夏時間とは
米国における夏時間は「3月の第2日曜日午前2時~11月の第1日曜日午前2時」です。
欧米ではサマータイムを導入している国が多く、アメリカも日本との時差が1時間縮まります。
そこで夏時間の間は、冬時間より1時間早い日本時間の午前5:50頃にロールオーバーが行われ、スワップポイントの精算が行われることになります。
FX会社によって冬時間と夏時間に切り替わる日にちが異なることもありますので、各FX会社からのメールも併せて確認してみてくださいね。
スワップポイントの計算方法
ここで、スワップポイントの計算方法について説明します。
貰えるスワップポイント = 1日のスワップポイント × 取引数量(ロット)
1日のスワップポイントは、毎日変動します。
インターバンク市場(銀行間のみ取引されているの市場)のスワップポイントが日々変動しているためです。
FX会社によっても変わりますので、自分の取引会社のHPで確認してみましょう。
スワップポイントの3つの注意点
ここからは、スワップポイントの3つの注意点について見ていきましょう。
1.マイナスとなる可能性がある
スワップポイントは、低金利通貨を売って高金利通貨を買う取引を行うことで受け取ることができます。
しかし反対に、高金利通貨を売って低金利通貨を買う取引を行うとマイナスのスワップポイントとなり、支払いが発生することを覚えておかなければなりません。
スワップポイントは必ずしもプラスになるとは限りません。
特に、南アフリカランドなどの高金利通貨を売り、日本円のような低金利通貨を買うと、高いスワップポイントを支払う必要がありますよ。
高金利通貨を取引する際は、マイナススワップも大きくなる傾向があるので、より慎重な戦略を持って取引を行うべきでしょう。
2.高金利通貨は値動きが不安定な傾向にある
高金利通貨は新興国に多く、経済成長が見込め今後が期待できる通貨です。
と同時に、新興国には経済的に不安定な国が多いため、自国の通貨の価値を下げないために高金利にしている実情もあります。
つまり、発展途上国のため将来性に期待がもてる反面、政治情勢の不安定さや流動性の低さなどのリスクがあることも忘れてはなりません。
米ドル/円やユーロ/米ドルなどのメジャー通貨と比べると、新興国通貨は急な価格変動が起きやすい通貨ペアでもあります。
新興国通貨は高いスワップポイントを期待できる分、相場の安定性が低い通貨であるということです。
スワップポイントでどんなに利益を積み上げたとしても、高金利通貨特有の激しい価格の値動きがそれ以上のマイナスを引き起こせば、通算でマイナスになってしまうので注意が必要です。
3.スワップポイントにも税金がかかる
スワップポイントには、為替差益で得た利益と同様に一律20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)が課税されます。
会社員の場合は、為替差益などと合わせて年間20万円以上の利益が出ているのであれば確定申告が必要です。
スワップポイントで得た利益も含めてトータルで納税が必要な場合は、必ず確定申告を行い忘れずに税金の支払いを行いましょう。
スワップポイントについてのまとめ
最後に、この記事で説明したスワップポイントについてのまとめをします。
①スワップポイントとはFX取引で発生する通貨ペアの「金利差」のことで、高金利通貨を買って低金利通貨を売る取引を行えば、ほぼ毎日利益を受け取ることができるシステム。
②スワップポイントはニューヨーク市場が終了する時に保有ポジションをロールオーバーすることで、おおむね日本時間で早朝6~7時頃に受け取ることができる。
③スワップポイントの3つの注意点は「マイナススワップになる可能性がある」「新興国通貨は高いスワップポイントを期待できる分、値動きが不安定である」「スワップポイントにも為替差益で得た利益と同様に一律20.315%の税金がかかる」である。
以上、今回はFXのスワップポイントについての解説をしました。
スワップポイントは保有しているだけで無条件に利益が得られるとても魅力的な仕組みでしたね。
でも、気をつけないとスワップポイントがマイナスの取引をしてしまったり、高金利通貨だからといって取引をしたら為替差益でスワップポイントの利益が食われてしまったりするので、注意が必要でした。
スワップポイントは高金利通貨の金利差だけを目的に取引を行うと損失を発生させるリスクを高めてしまいますが、戦略を持って取り組むことで中長期的な利益を期待できます。
FXを為替差益だけでなくスワップポイントから見ていくことで、さらなる利益を得ていけるよう、積極的に取り入れてみてはいかがでしょう。
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